今日の5時間目、G2~4は、福住学(総合学習)の学習で、地域にある「復元氷室」の見学に行きました。

  

 

 「氷室」とは、冷蔵庫のない昔、古墳時代からあった天然の氷の貯蔵庫のことです。

 冬の間に池に張った氷を切り出して、山に掘った大きな穴に溶けないように茅などをかぶせて貯蔵しておき、夏になると掘り出して皇室へ献上し、氷を使用していました。その氷室跡がこの福住町にも残っています。

 昭和63年の平城京跡長屋王屋敷発掘調査で、多数の木簡が出土し、その中から和銅5年(712年)の「都祁氷室」と記された木簡が発見され、福住の氷室から奈良の都(平城京)へ氷が運ばれていたことが明らかになりました。