全校9学年を3学年ずつに分け、体育館で落語を鑑賞しました。

 三遊亭圓丸 師匠 に来校していただきました。落語家さんとしての人生は38~39年間であり、今までに数十万回の舞台経験があるそうです。

 第2部のG4~6向けの鑑賞会では、まず初めに、「落語とは」「おとぎ話から落語へ」「寿限無」「落語家さんが持つ道具(扇子・てぬぐい)の使い方」などを分かりやすく、そして、おもしろく教えてくださいました。

  

 現物がなくても、あるように見せる話し方のコツも教えてくださり、弟子入り希望した子どもたちが、即興でみんなの前で

伝授されたコツを披露してくれました。

 「おいしいまんじゅうの食べ方」「お酒をのんで酔っ払った人」「わさびがつーんときいたお寿司の食べ方」などのコツです。

    

 落語を初めて見たという人が多かったので、今日は落語とのステキな出合いをしてくれたのではないかと思います。

 

 最後に、圓丸さんは、「口から出る言葉とは…」と、次のような話をしてくださいました。

 「言葉は、『みんなを楽しませたり、大事なことを伝えるもの』であり、『みんなを怒らせたり、悲しませたりするもの』ではありません。『自分の宝物』を大切にするように、『自分の言葉』を大切にしながら、これからも言葉を使ってくださいね。」

 

 圓丸さん、今日はありがとうございました!!