今日の3・4時間目に、G5・6の福住学の学習で、環境市民ネットワーク天理 理事長の佐藤孝則先生をお招きして、生き物講演会を行いました。

  

佐藤先生はサンショウウオについての研究家で、

   

サンショウウオを水槽に水をたくさん入れて飼うと溺れて死んでしまうことから始まり、福住にも生息している絶滅寸前種のヤマトサンショウウオについて、教えていただきました。

   

 ヤマトサンショウウオは、50年ほど前まで「畑ドジョウ」と呼ばれていたそうです。福住のお年寄りの中には「畑ドジョウ」を知っている方もおられたんですよ。

それから、ヤマトサンショウウオが卵から成長していく様子も教えていただきました。

  

卵から生まれた幼生は水中で生活して、やがて幼体となって陸に上がります。その時、岩陰で24時間休んで体を陸上生活できるように慣れさせるそうです。

  

途中の休憩時間には、佐藤先生からいただいた本を見る人や、みんなが飼っているアカハライモリの水槽を佐藤先生に見てもらって「もう少し陸が多い方が良いよ。」とアドバイスもいただきました。

  

後半のお話で、日本の各地で自然環境や「生態系サービス」がスムーズに行われるような環境を保護したり調査する取り組みについて教えていただきました。

  

また、さまざまな絶滅危惧種・絶滅寸前種がいることも学びました。

   

佐藤先生のお話を聴いて、G5・6のみんなは、あらためて福住の自然の素晴らしさを実感し、保護していく大切さを知り、『SDGs』の実現のために、身近な活動から頑張っていこうと思いました。

 

佐藤孝則先生、今日は本当にありがとうございました。