さて、これはなんでしょう?

これは、生きた麹です。

おみそづくりに欠かせない大切な麹です。

新型コロナウイルスの影響で2年ほどおみそづくりができていませんでした。

しかし、新型コロナ感染症予防対策を講じて、少しずついろんなことを始めていこうということで、ようやく今年度は、地域のみそソムリエの方に来ていただき、みそづくりが復活しました。

地域にお住まいのみそソムリエの方が朝早くから来てくださり、準備を整えてくださいました。

G3・4の児童がすぐにみそづくりに取り掛かれるように、大豆をお鍋で煮て、ざるにあげるところまでを準備してくださいました。

この青大豆は、G3・4の児童が校庭で大切に育て、丁寧に収穫した大豆です。地域のみそソムリエの方に、素晴らしくいい立派な大豆だとほめていただき、子どもたちも喜んでいました。

みそづくりの手順を教えていただき、ひとつずつ丁寧に進めていきました。

まずは、麹に塩をまぜます。

次に、お鍋で煮た大豆をマッシャーで丁寧につぶしていきました。

みんなそれぞれに細かく一生懸命大豆をつぶしていきます。

ひとつだけ、機械を持ってきてくださったので、それも使ってみました。

しっかりとつぶしたら、次は、地域のみそソムリエの方が持ってきてくださった種みそを大豆の煮汁に混ぜたものを合わせます。

丁寧に少しずつ、つぶした大豆に混ぜていきました。

校長先生も一緒にみんなとみそづくりです。

しっかりと混ぜ合わせたら、次は、団子のかたまりにしていきます。

みんなで力を合わせてたくさんのかたまりができました。

次は、その一つ一つを丁寧に空気を抜きながら、みそ樽に敷き詰めていきます。

空気をぬきながら丁寧に敷き詰めて一層一層整えていきます。

一層ずつ丁寧に確かめ、整えてくださいました。

最後にみんな一人ずつ、おいしいおみそができますようにと願いながら、おまじないの塩をまわりに一つまみずつ、丁寧に入れていきました。

おまじないの塩をいれたら、そのあとは、ホワイトリカーをしみこませたさらしでふたをします。

その上に、隙間ができないようにおもしの塩をのせました。

最後は、米袋で丁寧にふたをして、ひもでしっかりとくくりました。

これで福住小中学校特製のおみその仕込みの出来上がりです!

教えていただいた地域のみなさんに心を込めてお礼を言いました。

最後にG3・4の一人ずつの名前と仕込んだ日を米袋の上に書いていきました。

2年ぶりに復活したみそづくりは、丁寧な地域の方の教えで無事に仕込み終えることができました。

暑い夏をひと夏越えて、発酵、熟成させて10月の終わりにおいしいおみそができるのを地域の方と一緒に楽しみにしています!