7月の学校のようす
7月も中旬に入り、いよいよ今週末に1学期の終業式を迎える時期となりました。
2学期に実施する芸術鑑賞会に向けて、ワークショップを実施しました。
びわ湖ホール声楽アンサンブルのみなさんと一緒に、低・中・高学年に分かれて、それぞれ1時間ずつ事前練習を行いました。
団員のみなさんの迫力ある豊かな声量に感心しましたが、子どもたちも団員さんといっしょに楽しく元気に歌うことができました。
本番は10月ですが、今からとても楽しみです。
7月の黒塚公園清掃は、4年生が行いました。この日も、落ち葉や雑草を中心にゴミ袋にたくさんのごみを集めてくれました。
1学期の黒塚公園清掃はこれで最後となりますが、2学期は1年生も加わって、さらに公園をきれいにそうじできるようにがんばります。
4年生は今、社会の学習を中心に水やごみと私たちのくらしとのかかわりについて学習しています。
6月には、3つの施設見学をしました。
天理市豊井浄水場では、水をきれいにして各家庭に供給しているようすを見学しました。
わたしたちの家庭に届くまでに何度も検査し消毒しているから、安全で安心な水を利用できるのだとよく分かりました。
奈良県浄化センターでは、使った後の水をきれいにしているようすを見学しました。
この写真はエアレーションタンクのようすで、タンク内のたくさんの微生物が汚れを食べて水をきれいにしてくれるのです。
汚れたままにせずにもう一度きれいにして川や海に流すことが、どれだけ大切であるかがわかりました。
天理市クリーンセンターでは、市内や周辺の町からごみを受け入れ処理しているようすを見学しました。
たくさんのごみが次々とやってきて処理されていく様子に、子どもたちは驚きをもって見つめていました。
「天理市で毎日こんなにごみが出されるのか~」と複雑な表情で様子を見つめている子もいました。
7月に入り、学習のまとめとして、ゲストティーチャーの石井友規先生(奈良県環境アドバイザー)のお話を、学校からすぐの柳本公民館で聞きました。
わたしたちが何気なくポイ捨てしたごみ(特にプラスチックごみ)が川や海をよごし、そこに生きる生物に悪影響を及ぼし、延いては美しい環境を壊すことや人間の健康な生活を脅かすということを、写真やスライド、動画を使ってわかりやすく教えていただきました。
最後に、美しい環境を守るために、自分たちでどんなことができるかを問いかけられました。
今回4年生のみなさんが学習したことや見学を通して感じたことの中に、これからの未来をつくっていくために大切なヒントがたくさん見つかりそうな気がします。