2年生では、国語の学習で「紹介する文章を書くこと」に取り組んでいます。

学校にはいろいろな部屋がありますが、それぞれ目的が異なります。実際にそれらの部屋をグループごとに見学に行き、そこで見つけてきたことを作文に書いて紹介する、という学習です。

「こんなもの、見つけたよ」というタイトルの紹介文です。「はじめ」「中」「おわり」の段落構成で文章を書いています。

作文を書くときには「相手意識」が大切。誰に紹介しようか、ということが明確になってこそ書いて伝えようとするモチベーションがアップします。…今回は? その相手がテレビに映し出されます。

テレビ画面の向こうには1年生の姿が! そうです。学校のことは先輩の2年生の方がよく知っています。学校のことを1年生に教えてあげようということなのです。

本当は1年生の目の前でおしえてあげることができたらいいのだけど、今は一つの部屋に大勢で集まることを控えています。そこで、2年生と1年生の教室をライブ中継でつなぐことになったようです。

 

パソコンのカメラに向かって、ゆっくりはっきりと、体育館、図書室等々、教室の紹介をしていきます。いい緊張感の中、紹介が続いていきます。事前にしっかり練習もしたようです。テレビ画面には、しっかり紹介を聞いている1年生の姿が映っています。

発表が終わると、みんなから拍手が。この瞬間はうれしいですね。

 

一方、1年生教室では、このように紹介してくれる人の顔が映っています。紹介している部屋については、先生が写真を提示してくれます。

1年生にとっては「聞く」学習ですね。2年生がおしえてくれたことは、今後きっと役に立つでしょう。そして、来年2年生になったら、1年生に紹介する側になれたらいいですね。