昔々、もう何年も前のことですが… 小学校新1年生に入学するとき、まだ幼稚園児だった弟に「小学校に行ったら実験して爆発したらあかんで」と言われたことがあります。昔のテレビでは、科学者が試験管に液体を注ぎ、そこからモクモクと煙が… というような映像がよくありました。「理科」といえば、子どもはそんなイメージをもっていましたね。

6年生が理科の「実験」をするというので、理科室をのぞいてみました。

ちゃんとマスクを着用して、広い理科室の中で分かれて実験をしています。机の上には?「試験管」が並んでいますね。

金属にうすい塩酸を加えたときの変化を調べる…実験ですね。

鉄はスチールウール、そしてアルミ箔を小さくちぎって、それぞれを試験管に入れます。そこにピペットでうすい塩酸を注いでいきます。どうなるかな?

変化が見られたら、それを記録できるように準備しています。

理科の実験では、何の見通しもなく行うのではなく、まず自分なりに予想します。そしてそれを検証するための方法を考えてやってみます。そして結果からわかることをまとめていきます。

おっ、何やら小さな泡が出てきましたよ。これは予想どおりだったかな?

ピペットなどの実験器具の使い方も、さすが6年生です。万が一のことに備えて、みんなは安全めがねをかけています。

安全めがねをかごに片付け、実験器具をていねいに洗って、実験終了です。

さあ、自分の予想はどうだったかな?結果をどのようにまとめることができるでしょうか。学習したことはノートにまとめることが大切ですね。

さあ、わくわくする理科の「実験」ができたでしょうか?