職員室の出入り口に、このようなバッジが貼ってあります。

毎月11日は「人権を確かめ合う日」です。「人権」についてしっかりと考えて認識することはとても大切なことなのですが、忙しい毎日の中、目の前のことに追われてばかりになってしまいがちです。しかし、せめて毎月11日は「1(ひと)は1(ひとしい)」の合言葉のもと、しっかりと人権を大切にすることを考える機会にしたいものですね。

そこで職員室の放送スペースから、全校のみなさんに放送がありました。

「みなさんは『人権を確かめ合う日』というのを知っていたり聞いたりしたことがある人はいますか?」

教室ではどれくらいの手が挙がったかな? 放送から…「では、人権ってなんでしょうか?」と問われてみんなは考えます。「人権とは、私たちが幸せに生きるための権利のことで、世界中のひとりひとりに等しくあるものです。」と説明がありました。…難しいことかもしれないけれど、放送からは「自分を大切にしましょう。そして他の友だちも自分と同じように大切に(なかよく)しましょう。」というメッセージがありました。

放送のあと、各学級で担任の先生からそれぞれの学年の様子に合わせて、例を挙げながらお話がありました。みんなは、しっかりと聞いていました。

自分のことは大切にしなくてはいけない。それとともに、学校では他の人も一緒に生活や学習をします。その人たちの気持ちを想像しながら、自分はどうしたらいいのか考えて行動していく… そんなことを学年ごとに考えました。

ずっと毎日覚えていたいことだけれども、また来月11日にも、校内放送をもとにみんなで大切なことを確かめ合いましょう。