1月18日にPTA主催の人権合同学習会が開かれました。

今年は奈良県助産師会から西村さやかさんが来てくださって「いのちの講座」をしてくださいました。

  

4時間目は 1~4年生が話を聞きました。

助産師さんの仕事のこと、『いのち』のはじまりのこと、お腹の中での大きくなり方、生まれてくるための工夫、そして、男の子と女の子のちがいとプライベートゾーンについてなど、短い時間でしたが、とても内容の濃いお話でした。

いろんな模型や手作りのタペストリー、お腹の中の赤ちゃんの心音を録音したもの、パソコンを使った資料などでとてもわかりやすく『いのち』のことを教えていただき、みんな真剣な表情で聞いていました。

子宮の中から出てくる体験や妊婦さん体験などを代表の子にしてもらう場面もありました。

  

5,6時間目は5年生6年生が話を聞きました。

午後は学校保健委員会に参加されるお医者さんや保護者の方もたくさん一緒に参加してくださいました。

高学年では、理科で受精卵等の話を学んでいるので、低学年より詳しい話をしてくださいました。

また、出産のDVDも見せていただき、自分たちが生まれてきたことは奇跡の連続でとても凄いことなんだということを改めて感じていたようです。

休憩をかねて子宮からの出産体験、妊婦体験、お腹の中の成長の人形を抱く体験を自由にさせてもらうことができ、いろんな感想をもてたようでした。

  

また、高学年では「大人になる」ということについての話もしてくださりました。体だけでなく、心も色々変化をしていくみんなにとって、とてもすてきな応援メッセージとなったことでしょう。

どの学年も一生懸命感想文を書いてくれました。また、保護者の皆様からも、おうちでこどもたちがこの話を話してくれたことをきっかけに、わが子の誕生のあの時を思い出し語ってくださった様子や感想をたくさん寄せていただきました。

かけがえのない「いのち」をみんなでもう一度見つめなおすことできた、すてきな1日でした。

西村さん、人権部のみなさん、本当にありがとうございました。誕生日にはぜひ、このお話を思い出して、家族で「いのち」のお話をしてほしいなあと思います。