26日(木)2回雨のため延期になっていた稲かりがやっとできました。

 子どもたちは朝登校してくると、「今日は稲かりあるのー?」と聞いてきて、「あるよー」と言うと、すごく喜んでいました。稲かりを心待ちにしていたことがよくわかりました。

 服を着替えて、軍手をはめ、長靴に履き替えたら、準備OK!!中井さんの田んぼへと向かいました。

 

 田んぼに着くと、まず中井さんからお話がありました。

  

 中井さんに、田植えをしてから、稲かりまでの間にどのように稲を育ててきたか、お話をしていただきました。

 

 稲かりにはこのような『のこぎりがま』を使いました。

   

 かまの刃は稲をかりやすいようにギザギザになっています。

 

 中井さんの話が終わると、男の子と女の子に分かれて、稲かりをしました。

   

 

   

 最初、稲をかるのに「かたい~」と言って苦戦していましたね。しかし、徐々に慣れてきて一人で何かぶもかっている子も中にはいました。

 楽しそうに笑顔で稲をかっている姿が印象的でした。

 

   

 

 稲をかって、それですぐみんなが食べているお米になるわけではないんですよ。

 ①稲のもみをはずす作業(脱穀)

 ②脱穀したもみがらをむいて玄米にする作業(もみすり・うすひき)

 ③玄米を白米にする作業(精米)

 まだ、これだけの作業が残っているんです。大変ですね。

 

 最後に中井さんから田植えの時と同じくジュースをいただきました。

 子どもたちに、5ヶ月あまり稲を育てていただいたうえ、稲かりまでさせていただいて、本当ならみんながお礼をしないといけないところなのに、逆にジュースまでいただいたことは本当に「感謝」しないといけないことを伝えました。

 子どもたちにとって、今回の稲かりで自分たちの普段食べているお米になるまでにはどれほどの時間と手間がかかっているということを知ってもらい、『食べ物を大切にする心を育てる』きっかけになればよいと思っています。

 

 子どもたちに貴重な経験をさせていただいた中井さん、本当にありがとうございました。

 

 早くお米になって、食べるのが楽しみですね☆