先日、たまたま東側の昇降口で真剣に靴をそろえてくれている4年生の男の子たちの姿をちらっと見かけました。後で行ってみると、全ての靴がきれいにそろっていました。今朝は、西側の昇降口で6年生の女の子たちが丁寧に靴をそろえてくれていました。

「きれいにしてくれてありがとう。」と靴の持ち主に直接お礼を言われることはめったにないでしょう。お礼を言われるためにやっているのでもないでしょう。だれかが見ていなくても、むしろ見ていないところでやってくれているのでしょう。

きれいに靴が揃っていると気持ちがいいですね。そして、そんな風にみんなのため黙々と働く子どもたちが学校にいてくれることに、安心したりうれしい気持ちになったりします。

「だれかの役に立つことを考えてやってみよう」と取り組んでいる学級もあるようです。

コロナ禍でなかなか学級や学年をまたがって交流することが難しい中ですが、親切や思いやりの心はじわじわと伝わっていくものなのではないでしょうか。