某番組ではありませんが、「三角池の水全部抜いてみた」を決行しました。

朝和小学校の中庭に三角池と呼ばれている池があります。朝和小学校の頭文字「A」の形をしたほぼ正三角形のコンクリート造りの池です。真ん中の部分には木が茂っています。ずっとあさわっ子に愛されてきた池です。

これまでも数回、茂った藻や落ち葉を取るなど環境整備に努めるものの、排水溝も見当たらず、底にはヘドロがたまり水も濁って焼け石に水状態となっていました。

昨年度の3学期頃から、「池の水全部抜きたいのですがいいですか?」と言ってくる子もいました。が、「今は寒いし難しいね。暖かくなってから考えようか。」と答えていました。

そして、ついに先生方の気合いと頑張りもあり実現しました。一部子どもたちにも手伝ってもらい、教頭先生のお知り合いにもポンプを持ってきていただき水抜き作業をしました。まずうっそうと茂った木を伐採し、小さく切りまとめました。水が抜けてくると、ブロックやレンガがたくさん出てきました。それらを撤去し、生き物をバケツや水槽に移していきます。底にたまったヘドロを掻き出す作業をし、池の底や側面を高圧洗浄機できれいにしました。見事に三角池の水が全部抜けました。正直ここまでできるとは思っていなかったので、びっくりしてしまいました。お疲れ様でした。

後日、たまたま来校された山口元校長先生が水の抜けた三角池を見て、「すごいなあ。底がきれいに見えてる。こんなにきれいになるんや。どうやってやったん?大変やったやろ。」ととても驚かれていました。

今後は、メダカなどの魚がたくさん見られる池に整備していけたらと思っています。

池には、こい・どじょう・かだやし・もろこなどの魚がいましたよ。