1学期の終業式は、TVを通して行いました。

話の概要は、1学期に頑張ったことと、めざすあさわっ子の姿です。

まず、昇降口の子どもたちの靴を、ピシッと並べたりトイレのスリッパをきれいに並べたりしている子の話をしました。みんなの役に立つことを考えて行動してくれていることに感心しました。誰も見ていなくても褒められなくてもです。

それから、学校がどんどんきれいになってきているという話をしました。先生たちも、みんなに気持ちいいと思ってもらえるように、ほっとした気持ちになってもらえるように、考えて動いていることを話しました。

そして、子どもたちの掃除の頑張りにも大きな変化が見られることを伝えました。

掃除が終わった後、以前はちりとりでのごみ取りを押しつけ合っている姿、最後までやっている子を置いてさっさと帰っていく子どもたちの姿などが見られ、階段、渡り廊下などあちらこちらに放っておかれているごみの塊がありました。そのごみをちりとりで取っては捨てていました。ところが、今ではそのような様子は見られません。進んでバケツを持つ子、ぬれたところを通った人が滑らないようにきれいに拭いている子、掃除道具をきれいに整頓して終わっている様子も見られます。そして、時々目にしていたごみの塊が全くといっていいほどありません。本当に学校がきれいになってきています。

後のことや誰かのことを考えていいと思うことをきちんとする姿は、「めざすあさわっ子」の「よく考える子」「やさしい子」でもあります。よく頑張った思います

もう一つの「めざすあさわっ子」は「あいさつする子」です。今日は、朝からものすごく暑かったですが、気持ちのよいあいさつをしてくれてうれしかったこと、地域で見守ってくださっている方にもあいさつをしていくことなどを話しました。

その後の大掃除、様子を見に行くと、一生懸命頑張っている子どもたちの姿がありました。普段やらないようなところも工夫しながらきれいにしていました。「校長先生見て!きれいになった!」と誇らしげに教えてくれる子どももいました。きれいになっていくことが、誰かの役に立つことがうれしいという気持ちがあふれていました。

下校時に交差点で立っていると「1学期、ありがとうございました!」と言って帰って行く子もいました。「こちらこそすてきなあさわっ子の姿をたくさん見せてくれてありがとう。2学期にまた元気に登校してください。」という気持ちで見送りました。