阪神・淡路大震災によせて

 みなさんも1度は阪神淡路大震災のことを聞いたことがあると思います。11月に行ったなかよし集会では、6年生の人が修学旅行で体験したことや調べたことを発表してくれました。

 

今から27年前の1995年 1月17日 朝5時46分。淡路島の北端付近を震源とするマグニチュード7.2の大きな地震がおきました。神戸海洋気象台においては震度6を観測しました。

多くの建物が壊れ、高速道路が折れ曲がり、あちらこちらで火災が発生しました。

学校の中もぐちゃぐちゃになってしまいました。

この地震で亡くなった人は、6,434名。けがをした人は、43,792名でした。この中にはお年寄りや障害を持った人、外国人が大勢いました。逃げたくても思うように逃げることができなかったのです。

自分の住んでいた町が壊れ、燃えていく。人々は、どんなに悲しく苦しかったことでしょう。けれども、人々は負けませんでした。元の街にもどしたいという強い心を持ち、たくさんの人の力で、街は少しずつ復興を遂げていきました。

 

みなさんも、いつどんな災害に会うかもしれません。不安になる人がいるかもしれませんね。けれども、不安に思うより今の自分たちにできることは何かを考えてみてくだい。

 『なくなった人を思い、すべての人に関心をもってくらすこと』

 『仲間を大切にすること』  『強い心をもつこと』

 『生まれてきたことに感謝すること』

どんなことを考えましたか?

 

最後に2022年が、みなさんにとってすばらしい年になることを願って

竹内まりやさんの「いのちの歌」をみなさんに紹介したいと思います。

                          

              

「いのちの歌」         

    作詞:Miyabi(竹内まりや)

    作曲:村松崇継

 

   生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに

   胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ

   この星の片隅で めぐり会えた奇跡は

   どんな宝石よりも たいせつな宝物

   泣きたい日もある 絶望に嘆く日も

   そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影

   二人で歌えば 懐かしくよみがえる

   ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

 

   本当にだいじなものは 隠れて見えない

   ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

   

   いつかは誰でも この星にさよならを

   する時が来るけれど 命は継がれてゆく

   生まれてきたこと 育ててもらえたこと

   出会ったこと 笑ったこと

   そのすべてにありがとう

   この命にありがとう