市役所の収税課の方々にお越しいただき、対策を講じながら6年生の租税教室を行いました。6年生では社会科の公民分野で税金について学習しています。今回はその税金にかかわるお仕事をされている方に直接お話を伺いました。

 

税金って何だろう? どんな税があるだろう? 外国の消費税率は何%だろう? …というところから学習が始まりました。

学校など、公共の施設は税金で建設されています。さあ、それぞれの建設費用はいくらでしょうか?「100万?」「いやいや、一戸建ての家でも○千万円くらいするで。」という声も聞こえてきます。ちょっと見当がつきにくいですが、ざっとこれくらいの金額だそうです。みんなびっくり!

井戸堂小学校のエアコン設置だけでも、これくらいのお金がかかっているそうです。これはすべて税金でまかなわれているのですね。

みんなには「でも、これから仕事をするようになった時、私たちも結構たくさんの税金を払うことになるのでしょう?それは大変だなあ…」という気持ちもあるでしょうか。そこのところはアニメで。「もしも税金がない世界になったら…?」という、ドラえもんのもしもボックスのような仮定をしてみると…??

アニメの中には、「これは大変だ…」と思うような世界が描かれていました。今の暮らしを支えている税金はやっぱり大切。教科書も無償で配布され、みんなが心配なく学校で勉強できているのも、税金によるものだったのですね。

税金の大切さがわかったところで…? 何やらドラマで見るようなモノモノしい銀色のケースが出てきましたよ?

 

これが「1億円」だそうです!! 一束が100万円、それが10束で1000万円、これをみんなに持ってもらいました。みんなに実際のお金を実感してもらうために持ってきてくれました。…が「みほん」なので安心。 

 

1億円を持ち上げてみると…? ううっ、重い…! ちょっとポーズもあるかな? このお金でたくさんの人の生活を支えることができるのですね。その重みかな?

今日は貴重な体験と勉強をさせていただきました。ありがとうございました。今回の学習は、6年生の卒業後の生活にもつながっていきますね。