6年生の理科の授業です。

今日は「てこ」の学習をするようですが、みんなは一人ずつパソコンに向かっていますよ。

まずは前回の復習から。先生が作ってみんなのパソコンに送信してくれた7問70点満点の小テストに取り組みます。最後までできたら先生に「送信」!…「やった!70点だ!」結果は瞬時に確かめられます。先生のパソコン画面では、みんなの理解度が集約されています。みんなはどれくらい学習内容が定着しているかな?

さあ、それでは本時の学習に入ります。先生から課題が配布される画面を開きます。画面を互いに確認しています。

画面の右端には、この学習に参加しているみんなの顔が映っています。みんな、真剣に取り組んでいるかな?

今日は実験用てこを使い、左右のうでがつり合うときの条件について考えます。グループで実験の準備完了。

 

左右のうでにおもりをぶら下げていきます。支点からの距離とおもりの数について、どんなことが分かるでしょうか?

 

実験の結果をノートに記録しています。うでがつり合うときには、何かきまりがありそうですね~。

実験結果から分かったことをみんなで確認していきます。先生からは画像が配信されます。また、動画でも確認できました。

みんなで見つけ出したきまりごとを用いて、例題に挑戦! さあ、この場合はつり合うかな?つり合わないかな?

最後には、確認小テストです。今日の学習を思い出しながら問題を解いてみます。最後までできたら先生に送信です。結果はどうだったかな?

パソコンを片付けたら、着席して学習の振り返りです。今日の学習のめあては達成できたかな?

教科書も参考にしながら、丁寧にノートにまとめていますね。

 

…新しいパソコンを使った授業というと今までとは違った授業を想像しますが、決してパソコンを使うための授業ではなく、当たり前の授業の中で自然に、まるで「新しい文房具」を使うかのようにみんなは学習に取り組みました。

…今までと違うのは、小テストの結果を自分ですぐに確認できたり、課題が一瞬で配布されたり、または一瞬で提出したりできます。みんなにとっては、より主体的な学習ができるようです。

また、パソコンを通してみんなが交流するような学習もできそうです。自作の小テストを友だちと交流することも始まっています。

これから、どの教室でもこのようにパソコンが使えるようにするための工事が進められます。