2月14日(木)の1.2時間目に総合的な学習の時間で七輪を体験しました。

 3年生では社会科と総合的な学習の時間で「昔の道具」について学習してきました。それぞれが調べたいと思う道具を決め、パソコンを使用して調べてきました。子どもたちが調べたいと思う道具の中には洗濯機やテレビ、ラジオ、電話機、火鉢、井戸など様々なものがありました。その中でも七輪を調べた子も何人かいました。

 そんな七輪を実際に使うということを知り、子どもたちはとても楽しみにしている様子でした。

 

 いよいよ、七輪を使ってもちを焼く日がやってきました。七輪の使い方を聞き、いざ火をつけようとしたのですが、なかなか火がつきません。何回もマッチで火をつけたり、うちわで風を送ったり、試行錯誤を繰り返しました。ほとんどの班が火をつけるのに2時間目の途中までかかりました。

  

 

 やっと、おもちが焼けるくらいの火をつけることができました。そして、自分のおもちがこげないように丁寧に何度もひっくり返して、焼いていきました。今まで自分たちが苦労してことやみんなで食べたこともあり、おもちが余計おいしく感じられたようです。おもちはしょうゆかきなこでおいしくいただきました。

  

 

 七輪に火をつけるのにとても苦労し、七輪の火がどれくらい温かいのか手を近づけてみたときに「全然温かくない~」「これだけの温かさか~」という声がありました。でも、「何だか温かい。」という声もありました。

 この七輪体験を通して、現代の自分たちと違って、昔の人たちは苦労していたことが実感できたと思います。

 また、七輪に火をつけているときやおもちを焼いているときに子どもたちが役割分担をし、声をかけあい、協力をしている姿に私たちは感動しました。

 

 3年生も終わりに近づいていますが、子どもたちや私たちにとってとてもいい思い出になりました☺