1月23日(火)地域の方にお越しいただき、「昔のくらし」について3年生の子どもたちがお話をききました。

終戦後の貧しかった頃のくらし、小学校時代の様子、昔の食べ物・住まい・遊び、米づくりのことなど、たくさんのことを教えていただきました。

二階堂小学校の昔と今をくらべて変わらないところは、次のようなことだとお話しいただきました。

 〇ラクウショウの大木
 〇学校周辺の水つき
 〇子どものにぎやかな声と笑顔

また、昔の生活で使っていた「井戸のつるべ」「ひばち」「あんか」などについて説明してもらいました。
私たちがいつも食べているお米についても、実際に稲、籾、玄米、白米を用意していただきました。子どもたちは実際に手で触って、その違いを確かめました。
今は便利な時代になりましたが、昔の道具には先人の知恵がいっぱい詰まっていることに気づくことができました。

昔は、物や食べ物がなく、「全てを大事に使う」「捨てる物はない」ということが当たり前の時代でした。
しかし、それがいつしか便利な時代になり、「使い捨て」「飽食」が当たり前のようになってしまいました。
最近でこそ、世界共通の目標としてSDGsの取組が進められていますが、私たち一人一人が自身の生活や生き方を見つめ直し、できることを実践しなければなりません。

子どもたちには、私たちに命や思いを受け継いできてくださった昔の人々の願いを大切にし、これからを歩んでほしいと思います。