人権放送 4月

 

「人権を確かめ合う日」

 

1年生のみなさん、入学おめでとうございます。在校生のみなさん、進級おめでとうございます。みなさんは、今、わくわくした気持ちとがんばろうというやる気でいっぱいなのではないかなぁと思います。

丹波市小学校では、毎月11日の「人権を確かめ合う日」に、放送を通じてさまざまな人権について考える時間をもっています。

 

 さて、人権とはなんでしょうか。

人権とは、「人が人として、その社会のルールの中で自由に考え、自由に行動できる権利」のことです。生まれたところ、人種や民族、性別、しょうがいのあるなし、年齢などのちがいがあっても、すべての人が、生まれながらにもっている権利です。

 

 今、世界に目をむけると、この人権が守られていないことがたくさんあります。戦争にまきこまれて、ふるえながらくらしていたり、学校に通うことができなかったり、必要な医療がうけられずに命を落としてしまう子どもたちがたくさんいます。

 世界中の人々が、幸せに自由に自分らしく生きられるにはどうしたらいいのか、私たち一人ひとりが考え、行動していかなければなりません。

 

 そのためには、まず、自分たちのみのまわりに目を向けてみましょう。

 私たちは、まわりのいろいろな人たちとどうやったら、わかりあい、なかよくできるのかを考える力を持っています。友だちとけんかをしたり、意見がぶつかることもあるかもしれません。けれど、友だちのことを知ろう、わかろうとすることで、友だちの気持ちがわかったり、いいところが見つけられたりして、今までよりもなかよくなれるかもしれません。

 

 みなさんのまわりに、やさしいことばがあふれ、安心して楽しくすごせる丹波市小学校をみんなでつくっていきましょう。