職員室前の廊下に、このような掲示があります。

給食委員会の人たちが作ったものです。詳しく見てみると…

私たちが毎日いただいている給食がどのように作られているか、写真付きで詳しくおしえてくれています。調理員さんが、おいしくなるように心を込めてていねいに作って下さっている様子がわかります。

…そうして作られた今日のメニューはこれです!

この中に「春の七草」が使われていました。廊下にはこのような掲示もあります。

「食文化を知ろう」というテーマで春の七草を紹介しています。最近はおうちでも食べる機会がなくなってきているかもしれませんね。かつては春の七草を「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ…」と覚えた人もいたかもしれませんが、井戸堂小のみんなはどれくらい知っているのでしょう?

そこで給食委員さんが登場! 給食時間中の校内放送で「今日の給食」についておしえてくれるコーナーがあります。

そこでこの「春の七草」を紹介してくれました。原稿をしっかり見て話しています。なるほど~、この時期に春の七草を食べるのは、そういうわけがあったのですね。

今日のメニューは「すずなのみそしる」だよ。七草全部は使っていないけれども、みそしるにちゃんと「すずな」が入っているよ。…ところで「すずな」って何? 校長先生はもちろんよく知っていました。

 

「すずな」って「かぶ」のことなんだね。そう!1年生のみんなが冬の集会で見せてくれた「おおきなかぶ」のお芝居の「かぶ」です!!

給食ではこのように、空腹を満たしたりバランスよく栄養をとったりすること以外にも、食生活や食文化について学んだり考えたりすることを大切にしています。昔から伝わる文化には、いろいろな意味や考えが込められているのですね。みんなには、食生活について考えて自分のこととして実践できるようになってほしいなと思っています。

 

…大切なことに気付く機会をつくってくれた給食委員会のみなさん、そして、毎日様々な情報をしっかり伝えてくれる放送委員会のみなさん、ありがとうございました。

すずなのみそしる、おいしかったですね!