12月12日(木)、5年生が音楽の時間に「琴」を体験しました。

5年生の鑑賞教材に宮城道雄の「春の海」があります。お正月になるとあちらこちらで流れている、あの曲です。印象的な琴の音色から始まり、そこに尺八のメロディーが重なります。この曲を鑑賞して5年生は、日本のふしや伝統的な楽器などについて学びます。

そして、曲を鑑賞するだけではなく、学校備品の「琴」に実際に触れて音を出してみました。さあ、うまく音は出せるでしょうか。

 

 

なんだか、おそるおそる 触っているようにも見えますが…? 遠慮がちに小さい音だけれども、とりあえず音は出ました!いい音です!!  「爪」を指にはめて弦をはじくのですが、うまくいかずに爪がとれてしまう…。

交代で体験するので、待っている人はリコーダーの個人練習です!

先生が弦の下に音階のメモを貼ってくれています。この弦はこの音が出るのだな。

ポン ポロロロ ロン♪~ 

おお~なんだか「春の海」っぽい! お正月みたい。

 

音楽は、「聴くこと」とともに「自分で音を出してみること」によって楽しみが増えたり、音楽を深く味わうことができたりするものですね。今回の体験から、琴や伝統楽器と一生深くおつきあいしていくような人がでてきたり、街中でその音色にふっと立ち止まったりするようなことがあるといいな、と思っています。