六地蔵

 10月2日

 天理市森本町。 のどかな田園地帯。

  稲が黄金色に実り、彼岸花が赤く咲いていました。

     
 
     
 天理市の説明板    やさしいお顔のお地蔵さん
 
 

  このお地蔵様は、森本寺山遺跡の中にあり、  森本町、蔵之庄町、楢町、中之庄町、石川町の

 共同墓地の「お迎え地蔵」であったといいます。

 
     
  このお地蔵さんの奥に「六地蔵さん」    

  六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)の迷界から、人々を救うために六体のお地蔵さん

 が立っておられます  

     
 心がなごみますね    
   

  かつてここにはお寺があったようですが、  明治の廃仏毀釈で廃寺になり荒れるにまかせたままと

 なりました。名残の石仏がひっそりと立っています。

     
     
  あぜ道に咲いていた彼岸花。別名は「曼珠沙華」   ”天上の花”という意味だそうです。                
  天からふってきたという赤い花。その「しべ」は、まるで、天上に手を差し伸べているようです。    
 
     
ここは、櫟本町「はにわの里コース」の散策場所になっています
 

   のどかな「はにわの里」にある「六地蔵」、癒されますよ。  

                               (2012.10.2 撮影)