人権について

 日ごとに朝晩の寒さが身にしみます。昨日は、二十四節季の「大雪」。これから、さらに寒さが厳しくなってくるでしょう。ただ、この季節、冷たく澄んだ空気の中、夜空に輝く月や星を見ると、心が洗われるような気がしませんか?

 さて、12月10日は国際連合が定めた「人権デー」です。それを受け、わが国では、毎年12月4日から12月10日までが「人権週間」と定められています。この期間には、人々の人権に関する意識を高め、平和で人に優しい社会を作るためのさまざまな啓発活動が全国各地で展開されます。人権とは、私たちが幸せに生きるために世界中の誰もがもっている権利です。しかし、子どもたちに関しては、「いじめ」や「虐待」など、人権が守られていない事実も存在しています。それは、許されることではありません。

 学校では、普段から折にふれて、子どもたちが自分自身や自分のまわりにいる人のことを大切に思い、思いやりの心を持って仲間と支え合うことができるように取組を進めています。毎月11日には、「人権を確かめ合う日」にあわせて自分の言動をふり返る機会をもうけています。

 先日、「いじめ」に関するアンケートを実施しました。子どもが記入した内容については、必要に応じた聞き取りをして、ていねいに対応をしています。ご家庭でも、友人関係等について話をする機会を持ち、気になることがありましたらお知らせください。

 2学期も残りわずかです。しっかりと締めくくりをしたいと考えています。より一層、お子様の健康管理をよろしくお願いします。

  

通知票 ~やる気につながるように~

 終業式の日に通知票「たちばな」を子どもたちに渡します。子どもたちも、どんなふうに評価されているか気になっていることでしょう。ご覧になったとき、ついついできていないことに目がいき、頭越しに叱るようなことはないでしょうか。また、せっかく本人が「がんばった」と言っているのに関心をしめさず何も言わなかったり、それが当然と思ってほめないというのではなく、これからのお子様の励みになり、やる気が高まるような声がけをお願いします。

 

もうすぐ冬休み

 学校では子どもたちに、安全で楽しい冬休みを過ごせるように指導をしていますが、ご家庭でもお子様と気をつけることを十分にご確認ください。特にこの冬は、新型コロナウイルス感染防止の対応をよろしくお願いします。

 また、年末年始にはさまざまな用事や行事があると思いますが、家族のふれあいを大切にし、たくさん対話をしてください。そして、子どもたちには2学期の学習や生活をしっかりとふり返り、新たな目標を定めてほしいと思います。

 3学期始業式は、年明け1月7日(木)です。希望あふれる子どもたちに会えるのを楽しみにしています。

  

校区区長会からテントを寄贈していただきました。 

  

 ありがとうございます。早速、活用させていただきます。