校長だよりNo.7
深まる秋
秋真っ盛りです。学校のハナミズキもきれいに色づきました。朝晩の冷え込み(寒さ)は厳しくなってきましたが、日中はまだまだ過ごしやすく、晴れた日には、澄んだ青空の下、子どもたちの元気な声が運動場から響いてきます。スポーツの秋です。他にも読書の秋、食欲の秋、芸術の秋、いろいろな秋を楽しみたいものです。
先月は、「体育学習発表会」「秋の遠足」「修学旅行」を実施しました。今年度初めての大きな行事です。例年とは違っても、子どもたちは行事を楽しむことができたようで、計画した私たちもホッとしています。ご理解・ご協力ありがとうございました。(3・4年生の市役所見学の様子は天理市のFacebookとインスタグラムに掲載されています。)
11月末には、例年「マラソン大会」があるのですが、今年度は実施しません。「マラソン大会」に目標をもって参加しているお子様もいるのでしょうが、このような状況ですのでご了承ください。
秋を楽しみましょうというものの、11月7日は立冬。暦の上では冬を迎えます。寒くなってくるとインフルエンザの流行も懸念されます。この冬は、コロナウイルス、インフルエンザウイルス療法の感染防止が必要です。保護者の皆様に、より一層お子様の健康状態にご注意いただき、予防に努めていただきますようにお願いします。
伝えたい感謝の気持ち
トイレ工事に関わっていた人から「廊下の掃除をしていたら、子どもさんが自然に『ありがとうございます』って言ってくれました。とてもうれしかったです。」とお話を聞きました。それから後に給食の調理員さんに3人の女の子が、自らお礼のお手紙を渡したと聞きました。手紙をもらった調理員さんたちも喜んでおられました。だれかのお世話になっていることに感謝の気持ちをもち、自然に発せられた「ありがとう」は人の心を温かくします。学校では、「ありがとうの花を咲かせよう」という取組も進めています。ありがとうの気持ちを書いて相手に伝えています。それも1つの伝え方です。
子どもたちを含めて私たちは、普段から誰かにお世話になっていることを意識し、誰かに何かしてもらった時、自然に「ありがとう」と言っているでしょうか。やってもらって当たり前というのではなく、お互いに良い関係を築いていくためにも、感謝するという気持ちを大切にしたいですね。