例年とは違いますが・・

 季節は確実に進み、秋の到来を肌で感じるようになりました。10月を迎え、今年度の学校生活も後半に入りますが、コロナウイルス感染症対策が求められている状況では、教育活動には多くの制約があり、できないことが多いのも事実です。しかし、そのような状況の中でも、できる範囲で教育活動を進めているところです。明日の「体育学習発表会」の実施もその1つです。例年のような「運動会」という形ではありませんが、各学年が、体育の時間に取り組んだことを、短時間ではありますが、参観していただきます。子どもたちは、この日のために、体育の時間準備を進めてきました。明日は、元気に力強く活動する姿を見せてくれることでしょう。保護者の皆様には、現学年で初めて、お子様の学校での様子を参観していただきます。ただ、参観していただくにあたって、たくさんのお願いをしています。誰もが、気持ちよく参観できますように、ご理解とご協力をお願いします。PTA役員の皆様にも運営上のご協力をいただきます。ありがとうございます。

 他にも遠足や修学旅行を予定していますが、1~5年の秋の遠足は徒歩で、6年生の修学旅行は行き先を変更し、いつもと違う形での実施です。実施する意義にあわせて、思い出に残るようにと計画を進めています。 

 

 

            

                        「仲秋の名月」にあわせて、すすきを飾っています。 

        夕べは、きれいなお月様でしたね。

 

 

人を思いやる

 先日、職員と二人で運動場の雑草を抜いていたときのことです。休み時間、側に寄ってきた何人かのこどもたちが手伝いお申し出て、じぶんたちも雑草を抜き始めました。使っていた用具は、人数分ありませんでしたが、順番を決めて使っていました。大変うれしかったです。時間がきて、喜びt感謝を伝えると子どもたちはうれしそうでした。そして、「きれいになって気持ちいい。」という言葉も聞くことができました。子どもたちが去った後、「用具に興味があってきたのかな」なんて、考えましたが、その考えはまちがっていたようです。その子どもたちは、次の日からもしばらくの間自ら雑草抜きを続けてくれたのです。子どもたちは、雑草抜きをしている私たち、さらに言えば、運動場を使う学校みんなのために自分の時間と力を使ってくれました。そういうことが、人を思いやる行動の1つです。学校でも、みんなが気持ちよく過ごすためには一人一人が人を思いやることが大切だということを繰り返し指導しています。きっと私には見えていないところでも他の人のことを考え、他の人のために行動してくれているこどもたちがたくさんいるでしょう。その反面、残念に思うことも。傷つく言葉を耳にする時も・・・自分が言われたら嫌なのに・・・・他にもトイレの使い方やトイレのスリッパの扱い。次に使う人のことを考えないといけませんね。