手話エンターティメントoioiのりょうじさんとりゅうじさんに講演にきていただき、4年生が耳の聞こえない人のことについて学んだり、楽しく手話を教えてもらったりしました。oioiさんは誰かがバリアを壊してくれるのを待つのではなく、自分たちでバリアをぶっ壊すために活動をされている団体だそうです。音が聞こえなくて今まで困ったことなど、クイズ形式やコント風にして教えてくださいました。キーワードは「人それぞれ」。音が小さく聞こえる人・まったく聞こえない人・ゆがんで音が聞こえる人・音がゆがんで、さらに小さく聞こえる人など、一概に聞こえないといえども「人それぞれ」。耳の聞こえない人はあまりしゃべらないという印象を持たれているけれども、りょうじさんは、とってもおしゃべり好き。それも「人それぞれ」。りょうじさんは音楽が大好きだそうですが、それも「人それぞれ」。補聴器を通して聞こえる音と字幕を利用して楽しんでいるそうです。中には、舞台に近寄って、振動を楽しむ人もいるそうです。それも「人それぞれ」。また「耳が聞こえないんです」と言った瞬間、「あっ、ごめんなさい」と言って、離れていく人がいるのが悲しいそうです。今回、耳が聞こえない人とも、いろいろな方法でコミュニケーションがとることができるということを、改めて学ばせていただきました。りょうじさん、りゅうじさんのお話はとっても説得力があり、子どもたちにとって、とても有意義な時間となりました。