「丹小自然いっぱい緑化事業」のツツジがきれいに咲きました!

 現在本校は臨時休校中で、子どもたちや保護者の方々にも見ていただくことができませんが、昨年「丹波市小学校自然いっぱい緑化事業」で体育館前に植えた「ヒドラツツジ」がきれいな花をたくさん咲かせました。助成金を贈っていただいたローソン株式会社の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

 また、今年も体育館前の花壇に、プロペラ型の真っ白い「なんじゃもんじゃ」の花が見事に咲きました。開花時期は、4/20~5/10頃までで、もうすでに大半は散っています。正式名は「ヒトツバタゴ」ですが、明治時代に青山練兵場(今の明治神宮外苑)の道路沿いに、真っ白い「なんじゃもんじゃ」の木があり、道行く人がこの木の名前がわからなかったので、「何の木じゃ?」と言っているうちに、いつのまにか「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまったということです。花壇の「ヒドラツツジ」と合わせると紅白になっており、とても縁起のいい感じになっています。

 それから、次の写真は、「なんじゃもんじゃ」の隣の花壇の「ハナミズキ」です。花のように見える白いところを苞(ほう)といいますが、苞は白くて花のようにきれいですが、花ではありません。つぼみを包んでいる葉です。よく見ると、苞のなかに黄緑色の小さい花が集まっていて、苞はつぼみを保護する働きをしています。ハナミズキは、普通は4枚の苞の中に花が包まれていますが、本校のハナミズキはその苞が4枚以上(8枚ぐらい)あり、八重と呼ばれる珍しい品種です。 
  最後に、昨年植えた「ヤマボウシ」です。「ハナミズキ」と同じ「ミズキ科」で、白い苞が「ハナミズキ」ととてもよく似ています。白い花びらに見える総苞片(そうほうへん)を坊主頭と頭巾に見立てて「山法師」と名付けられました。白の花びら(総苞片)が美しく、人気も高い品種です。今年は植えたばかりでまだ咲いていませんが、来年は写真のような美しい姿を見せてくれると思います。

 来年は、子どもたちや保護者の皆様に、これらの木々を大きな感動とともに見ていただければと思います。楽しみにしていてください。