北中では“人権デー”を年3回開催しています。生徒の発表やゲストティーチャーのお話などを通して人権の大切さを確認する機会です。
 
12月6日の人権デーでは“なかまづくり”をテーマにこの1年各学年で取り組んできたことを発表しました。
 
 
1年生:職業インタビュー&校外学習にむけた取組
はたらくことの意味やはたらく方の思いを教師の経験も交えながら学びました。奈良公園の環境を守る工夫を知り、自分たちにどのようなことができるのか考えました。
 
 
2年生:職場体験学習、日々の人権学習の取組
3日間の職場体験学習で学んだことを発表しました。日々の人権学習では絵本『みえるとか みえないとか』(ヨシタケシンスケ)を切り口として障がい者問題について考えたり、アンガーマネジメントの手法を学びながらなかまとの関わり方を考えたりしました。
 
 
3年生:平和学習、修学旅行
沖縄戦や米軍基地問題を通して平和の尊さを学びました。実際には修学旅行の行き先は沖縄ではなくなりましたが、班別自主行動で訪れた京都の紹介やホテルでの感染対策などを発表しました。
 
 
さいごに生徒会より全校生徒が関わった新しい“作品”の披露がありました。1人ひとりが「命」から連想する漢字1字を考え、ハート型に貼り合わせたものです。タイトルは『繋がり~生きるためのパズルピース~』と名づけられました。
  
 
冒頭の校長先生のあいさつではカタールでのサッカーワールドカップを機に取り沙汰されている人権問題について触れられました。人権を大切にする心は“知る”ことからはじまります。今回の人権デーが身のまわりのひと・ことに関心を高める機会になったことを願います。