世界中の青空を全部持ってきたかのような素晴らしい秋日和の下、10月20日に体育大会を行いました。
 
新校舎での生活がはじまって2ヶ月が経ち、2年前の今ごろには鋭意建設中だった仮設校舎は取り壊されて跡形もなくなり、工事の覆いも撤去されつつあります。今年度もコンパクトなグラウンドで徒競走、障害物走、玉入れ、綱引き、リレーに臨みました。
 
朝一番に目を引いたのはやはり担任の先生たち。子どもたちも内心楽しみにしていたクラスカラーに身を包んだすがたに歓声が上がります。
 
そんな歓声も冷めやらぬうちに開会式、ラジオ体操、そして個人種目へ。何もかもがはじめての1年生、中学校の体操服が板についてきた2年生、そして中学校生活最後の学校行事に意気込む3年生――、渾身のパフォーマンスに会場の熱気も高まっていきます。
 
そしてそれぞれの学年が趣向を凝らした学年種目に取り組みました。
 
1年生:「拳闘ジャンケン~梅(by)~」
 他学級の担任の先生とのジャンケンに挑み、勝てば次の人にバトンタッチできますが、負けるとぐる――っと走らなければなりません。タイムが命のドキドキ勝負です。
2年生:「嵐 到来 BIGハリケーン!」
 いわゆる“台風の目”、3人1組で長い棒を持ってコーンのまわりを疾走します。学級のなかまたちが迫りくる棒を飛び越え、そしてくぐっていく息のあったすがたは圧巻です。
3年生:「北中速達便★final」
 2本の棒にボールをのせて2人で走り、そのボールをバケツリレーでつないでドリブラーに託します。さらに“玉入れのボッチャ風”も組み合わさって得点に加算され、タイムに加えて正確さも問われる種目です。
 
この日最後となるリレーの前にはプログラムにはないものの恒例?になりつつある種目が登場。そう、学年対抗教員リレーです。子どもたちの盛り上がりも最高潮に達し、そして大トリのリレーへと突き進んでいったのでした。
 
来年度の体育大会ではいよいよ北中の広いグラウンドが戻ってきます。感染症も収まって全員で当日を迎えられる大会になりますように。