奈良県職業能力開発協会主催の ものづくりマイスターによる 技能体験教室が開催され、五年生が参加しました。

これは

 ①次世代の小学生に対し、優れた技能者が活躍する姿を紹介し技能者の社会的認知度を高める

 ②技能の大切さ、すばらしさを理解し、将来技能者となることを目指す者を輩出すること

を目的としておこなわれている事業です。

今回は、建築大工とガラス施工のマイスターさんたちが来校してくださいました。

 

  

 はじめに開会式で本日お世話になるマイスターさんの紹介をしてもらいました。

そして、ガラス施工のマイスター 尾下さんから仕事に関するいろいろな話を聞かせてもらいました。

 そのあと、建築大工は「レターラック作り」 ガラス施工は「万華鏡作り」に分かれて体験教室が始まりました。

 

  

 レターラック作りでは、大きな板を切り分けてラックの部品を作るのですが、のこぎりの扱いが難しくてなかなか大変でした。

でも、たくさんのマイスターさんに助けてもらってかっこいいレターラックが出来上がり、満足そうな顔で帰ってきました。

 

  

 万華鏡作りでは、本物のガラスを張り合わせ、好きなビーズを入れるのですが、これがなかなか分量や色合いが難しく何度もやり直しながら

悪戦苦闘していました。でも、最後には世界で1つの自分の万華鏡が出来上がり、友達と交換しながらできばえを楽しんでいました。

 

 物を作ることの大変さ、そして出来上がったときのうれしさを実感できた貴重な1日となりました。マイスターの皆さん、本当にお世話になりました。

 さて、みんなはどんな仕事につくのかな? 自分の将来の仕事について考えるきっかけとなったのではないでしょうか。

 将来かっこいいマイスターになる人が現れるといいなあ・・!