6月25日(火)の3・4時間目、4年生が菜種油搾りの体験をしました。

4年生は、3年生の時に学級園に菜の花を植えました。それが大きくなったので、本年度の5月に刈り取り(大量!!)、十分に乾燥させてから種を集める作業をしました。最初は作業を教室でしようとしたのですが、運ぶ途中で小さい黒い種がパラパラ廊下に落ちます…。これはいけない!と体育館でもシートを広げ、乾燥した菜の花をパンパンたたきながら種を集めていきました。結構な量の種を集めることができました!

 大きな缶にいっぱい集めることができました! 4年生の苦労の結果!!

さて、本日の菜種油搾り体験には、天理市から環境に詳しい講師先生と市役所の環境課の方々にお越しいただきました。

  菜の花に関するクイズからお話がスタート!

さて、いよいよみんなが集めた種を「しぼる機械」に入れていきます。どうなるのかな~。みんなはワクワク!

  

じわ~っと油が瓶にたまっていきます。機械からは搾りカスもにゅるにゅる出てきます…。おお~っ!

 

集めた油は「なたねあぶら」。商品にするにはもう少しキレイにする必要があるようですが…。

さあ、みんな机に燃焼皿に入れた油が配られましたよ。

 

  これは「いぐさ」。これを使って灯心を作ると?

 あっ!灯が付いた! …昔はこのあかりで本を読んだりしたらしいですね。

  思っていたより明るい? そうだね~。

なたねあぶらには、こんな楽しみ方も? みんなが体験をしている間に、先生方が家庭科室で菜種油を使ったフライドポテトを作っていてくださったのです! じゃがいもは校長先生からのプレゼント!それが届きましたよ~。

 おいし~! いつもの油の感じとちょっと違うけどね~。これがなたね油かあ~。

 …みんなからいろいろな声が聞こえましたよ。 

 

最後に、講師先生が「自然を大切にすること」「水をきれいにすること」などのお話がありました。

種を取った後の菜の花は、蛍を追うのに使ったとか…。搾りかすは畑の肥料や飼料にに使えたり、油の使い道もいろいろ…。

すべて自然に優しいことばかりです。今回の体験を通して、自然を大切にする意識が4年生のみんなの心に残るとうれしいですね。講師先生、市役所の方々、本日は本当にありがとうございました。