菜の花油の搾油(さくゆ)体験をしました。搾油機に種を入れると、下から黄緑色の「油」が出てきました。

そして横からは種の皮がうす~くのびて「油かす」になって出てきました。子どもたちは初めて見る油の採集の様子に興味津々でした。

 

次に、採った油を使って、火をつける実験をしました。直接では火はつきませんが、ティッシュペーパーなどを灯芯にして油に浸すと火がつきました。

昔はこれに和紙で作ったカバーをつけて行灯(あんどん)にしていたのだと教えてもらいました。

 

また、火にスライドガラスを近づけて「すす」を集める実験もしました。あっという間にすすが集まっていくすすに子どもたちはびっくりしていました。

すすは奈良県の伝統工芸品である「すみ」の材料です。また、となりのトトロの「まっくろくろすけ」はすすをモチーフにしているそうです。

 

今日はこんな雑学も含めて、たくさんのことを教えていただきました。

久保田先生をはじめ、菜の花プロジェクトのみなさん、ありがとうございました。