帝塚山大学 日置慎治先生を講師にお迎えし、スマホ講座を実施しました。最近、自画撮りの被害が増加しているようです。(下着の写真や裸の写真を送ってしまう等)被害者の半分以上中学生だそうです。でも小学生だから安心してはいけません。もう来年にはみんな中学生になるのだから・・・。また被害にあった子どもたちの約8~9割がフィルタリングの利用がなかったそうです。フィルタリングをしないと危険性は約10倍になるそうです。18歳未満ではフィルタリングは法律で決められています。しかし、これも抜け道があるそうです。その抜け道をつかって子どもを危険な目にあわせてしまうかどうかは保護者の方の考え方次第です。(「フィルタリングをしないで!」という子どもの言葉に負けないでください)まだまだ判断が未熟な子どもたちが危険にさらされないよう、スマホを持たせる時には、ぜひフィルタリングをお願いします。また、スマホ依存にならないよう、「何時まで」「何時間以内」とか家庭のルールを決めることが大切だということをお話されました。友達とのやりとりをなかなか終わらせることができなくて、寝不足になる子どももいます。家庭のルールがあれば、夜遅くの友達とのやりとりを終了させる理由となります。ツイッターやTikTok,インスタも危険で、犯人はどの子に近づこうかと常にねらいを定めていることを忘れてはなりません。またアプリはとても便利ですが、危険性もともないそうです。アプリ公式マーケットでも危険なアプリが多数発見されています。どのアプリを利用するのかは、「必ずよく調べてからにしましょう」とおっしゃっていました。インストールするときは親に相談するというルールを作っておくのもいいかもしれません。最後に先生が強くおっしゃったのは、「ネットに投稿する前にはしっかり考えよう」ということです。ネットの書き込みによって傷つき、自殺にまで追い込まれた人がいることを絶対に忘れてはいけません。その内容、問題はないのかな?人を傷つけてはいないのかな?送るメリットはあるのかな?一生責任をとれるのかな?「いいね」をつけただけでも相手に同調したことになります。ネットはとっても便利なものです。これからの生活にはなくてはならないものだと思います。正しく安全に利用しましょう。5年生・6年生の皆さん、絶対に今日の内容を忘れないでくださいね。