幼稚園の5歳児クラスが小学校に入学して「ぴかぴかの1年生」になった時、小学校の最高学年6年生になっているのは、今の5年生。…というわけで、5歳児と5年生の交流(5・5交流)はよく行われます。

井戸堂幼稚園と井戸堂小学校では、これまでも1年生が業間休みに幼稚園の園庭に遊びに行ったり、いちご狩り体験に1年生が参加させてもらったり、幼稚園の子たちが小学校の図書室に来てボランティアの方々の読み聞かせに参加したり…と、いろいろと交流をしてきました。

とにかく、幼稚園と小学校の間にはフェンス1枚だけ。とっても近いのです。フェンスには「つながりゲート」と名付けられたすてきな出入り口もあるのです。

5年生と5歳児も、先日、田植え体験を一緒に行いました。(「5・5交流」その1)

 

さて、7月9日(火)、5年生と幼稚園5歳児クラスのみんなが小学校のプールで交流を行いました。

いつもは幼稚園のプールで水遊びを楽しんでいるみんなが、今日は小学校の広~いプールに入りました。来年の今頃は、このプールでたっぷり水遊びを楽しんでいるのかな?

お兄ちゃん、お姉ちゃんに支えてもらい、プールの中を行ったり来たり…。深さにも広さにも慣れてきましたよ。

 よっこいしょ!体が浮いたかな~?

 すーいすい。上手だね~。

 こんな浮き方もできるんだ~!

 楽しいね~!

いつもは幼稚園で一番上のお姉ちゃんお兄ちゃんとしてがんばっているみんなですが、今日はもっと大きなお姉ちゃんお兄ちゃんに支えてもらいました。5年生のみんなも、いつも以上にしっかりした姿を見せていましたよ。異年齢での活動から、子どもたちはいろいろなことを学んでいるようです。

 

プールからあがるのはちょっとひと苦労…。よっこいしょ、と持ち上げてもらったり、おんぶしてもらったり…。

幼稚園と小学校の連携は、行事や活動の交流を進めているところです。幼稚園のみんなが小学生になったとき、できるだけ段差(ギャップ)をなくし、スムーズに小学校生活に慣れていくことができるように、また、幼稚園での学びをしっかり小学校の学習に繋げていくことができるように、これからは交流だけではなく、「学びの接続」を目指して取組を進めていきたいと考えています。