6年生は、11月6日(水)・7日(木)に広島・宮島方面へ修学旅行に行きました。
運動会が終わってすぐだったので、6年生にとってはハードな日程でした。天候と全員参加できるかが
一番の気がかりでしたが、6年生はとても元気で全員参加できたことが、とても嬉しいことでした。
しかしながら、奈良に向けてバスに乗ると、事故渋滞に巻き込まれ、危うく乗り遅れるところでヒヤヒヤの出発となりました。

広島に着くと、快晴で、平和記念公園まで「被爆電車」に乗せてもらうことができました。今では4台しか残っていないそうです。
 

すぐに、原爆の子の像の前で、平和集会を行い、全校で折った折り鶴を禎子さんの像の前に捧げました。
この時に行った平和宣言が素晴らしかったです。
 ①人を思いやり、あいさつやおれいをきちんと言うこと。
 ②困っている人を見たら助けてあげること。
 ③けんかをしても、相手の気持ちを考えて、仲直りすること。
 ④いじわるをしないこと。
 ⑤ありがとう、ごめんなさいの言葉を大切にすること。
 「これが平和に近づける第一歩だとわたしたちは思います」と誓いの言葉を述べてくれました。
 戦争の芽はわたしたちの身近にもあり、平和の芽もわたしたちの身近にあるのだということに気づくと、
 毎日の過ごし方が変わってくるのかもしれません。
 自分たちの未来、大切にしよう!
     

 次に、平和記念資料館に入って、戦争体験講話を聴き、その後展示を見ました。
 戦争のことは調べたらいろいろ分かりますが、生の体験談を聴いたりや展示を見たりすると、その悲惨さが心に響いてきます。
   

 2日目は、宮島へ船に乗って移動です。海に浮かぶ朱色の鳥居が大変美しかったです。
 引き潮の時は、鳥居の近くまでいけます。が、帰りには満ち潮になっていました。

    

 最後に、宮島水族館です。新しくなって、とてもすてきな展示でした。
    

 今回の修学旅行は、楽しむことと学ぶこと、メリハリのあるとてもいい体験でした。
 6年生は、さらに成長したことと思います。