2月を迎えて

 「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という言葉どおり、1月はあっという間に終わった気がします。2月になりましたが、まだまだ寒い日々が続く時期です。それでも、少しずつではありますが、春の気配を感じるようになってきました。季節は確実に進み、今年度も終わりに近づいていますが、いまだコロナウイルス感染が懸念されているために3学期の授業参観も中止させていただきました。お子様の学校での様子を参観したいというお気持ちをもっておられるでしょうが、申し訳ありません。お子様のことで、気になることがおありでしたら、学校にご相談ください。

 

 2月の朝会では、子どもたちには、次のような話をしました。

・「節分」

 しっかりと自分を見つめて、自分がよくないと思うところを改めていこう。がんばりたいと思っていることに取り組んでいこう。自分の力で変えていこう。

・「梅のつぼみ」

 梅の花言葉に、「忍耐」というのもある。梅の花は、花言葉どおり寒さが厳しくても、自然界の中で一足早く人知れずに春を迎える準備をしている。自分たちも、つらいことや苦しいことがあってもあきらめることなく取り組んでいこう。

 

 学年が終わりに近づいている今、より一層成長できるように、自分の目標に向かって努力する姿を見せてくれることを期待しています。

 

 

 ※地域の方が届けてくださった、マンサク(満作)の花です。春の訪れを告げる花木です。

  

背筋を伸ばしましょう

 校内を回って、子どもたちの授業中の様子を見ていると、授業中の姿勢に目がいきます。背筋を伸ばし、しっかり前を向いて学習している人はたくさんいるのですが、中には、ちょっと心配になる姿勢の人を見かけます。前かがみになって机におおいかぶさるように文字を書いていたり、机に倒れ込んでいたり、体が横を向いていたり。頭をすっきりとよく働かせたり、体や心を健康にしたりするためには、姿勢も大切です。子どもたちに声はかけていますが、おうちでも子どもたちの姿勢を見て、気になったら声かけしていただきたいです。

 

~こころの応急手当~

 先日配布した保健だより「元気大好き2月号」に、『こころの応急手当』のことが紹介されていました。毎日の学校生活の中で、腹が立ったりイライラしたりすると、暴言をはく、壁を蹴飛ばす、すねてその場を動かないといった行動をとり、落ち着くまで時間がかかってしまうという場面を目にすることがあります。そんな時、その子自身もしんどいだろうなあと思いつつも、落ち着くを待つしかありません。怒りが生じたとき、そのピークは6秒だと言われています。怒りを感じた時に、6秒待つのは大変ですが、深呼吸してこころを落ち着かせることも手当の1つですので、それもやってみてほしいです。

 「怒り」以外にもこころが傷ついて、手当が必要なら、紹介してある方法やそれ以外の自分に合った方法で、こころを元気にしていきましょう。また、自分が発する優しい言葉が、他の人を元気にすることも忘れないでほしいです。もちろん、子どもたちだけでなく、大人も同じです。