稲村の火の館 

1854年(安政元年)安政の大地震による大津波の時、濱口梧陵が「稲むらの火」によって命をかけて村民の命を救いました。その偉業と精神、教訓を学び受け継いでゆくために、ゆかりの地和歌山県有田郡広川町に、2007年(平成19年)4月22日、濱口梧陵記念館津波防災教育センターから成る「稲むらの火の館」が建設されました。「稲村の火」は昭和の時代に国語の教材としても高く評価された物語です。おばあさん、おじいさんの世代なら絶対に知っていると思います。津波防災のあゆみや精神にまつわるさまざまな展示物や地震津波の恐ろしさとその威力を体感できる3Dシアターもあり、子どもたちは改めて津波の恐ろしさを実感していました。