この連休中、少しは体力維持も必要かと思い家の周りを散歩していました。先日、田んぼの中の小道を歩いていると小学校2,3年生の男の子が座っていました。近くでトラクターに乗った家の人の作業が終わるのを待っていたようで、自分も幼い頃、田植えの前や稲刈りの時など ひとりで田んぼの脇でじっと待っていたことを思い出しました。そう思いながら横を通り過ぎようとしたら、男の子から「こんにちは」とあいさつをしてくれました。もちろん顔を知っていたわけではなく、少し驚きましたが、「こんにちは」と返事をしました。少し寂しげに小さめの声で私にあいさつをしてくれた男の子に幼い頃の自分の姿を重ね合わせ、とても愛おしくなりました。「長い間学校にも行けないで寂しいけど、もう少しがんばろう」と私は小さな声でつぶやいていました。