例年より少し短い夏休みでしたが、いよいよ二学期が始まりました。全国各地に大きな被害をもたらした長い梅雨が終わったとたん、命の危険性がある暑さと言われるくらい暑い日が続いています。コロナも夏になったら落ち着くのではと思われていましたが、感染は拡大する一方で、この夏休みはいつもの夏休みとはかなり違ったのではないでしょうか?それでも、大きな事故もなく、みんなが元気に登校してくれたことを嬉しく思います。

さて、天理市からうれしいプレゼントをいただきました。今、全校のトイレをきれいにしてもらっています。できあがったら、洋式トイレの数も増え、使いやすくなります。でも壁を壊したり、たいへん大掛かりな工事なので、完成までにはあと2か月ほどかかるそうです。みなさんの登校にあわせ、仮設のトイレもつくってもらい、今日から使えるようにしてもらっていますが、しばらくは不便をかけると思います。

話はもどりますが、今日は二学期の始業式です。始業式というのは何か新しい気持ちになれると思うのです。自分を変身させるチャンスです。だからこそ、スタートの今日から新しい気持ちで新しい目標をたてて、頑張ってほしいと思います。

例年2学期は行事の多い学期です。しかしながら、、コロナウィルス感染症のため、実際、あきらめざるを得ないものもあります。6年生のみなさんはいつもとは違う修学旅行になると思いますが、必ずみんなで行きましょう。5年生のみなさんは、残念ながら曽爾での宿泊学習はできません。でも、みんなで工夫して、それに代わる楽しい野外活動を行いましょう。全校のみなさん、半日開催で運動会を行います。1年生にとっては初めての運動会。6年生にとっては小学校最後の運動会です。いつものように練習時間はとれませんが、思い出に残るものをみんなで作り上げていきましょう。

ピンチはチャンス」です。自分たちは運が悪いと嘆いても、状況が変わることはありません。こうした状況だからこそ、「いつもとは違うことができる」「自分たちの工夫次第でもっと楽しめる」と前向きに考え、行動しましょう。前に進めば、必ず状況は変わります。長い二学期ですが、みんなでがんばりましょう。

二学期の初めにあたり、子どもたちにこのような話をしました。いつもとは違う事態だから、いつもとは違うチャンスがあります。そのことに気づき、子どもたちには、そのチャンスを活かしてほしいと思っています。子どもたちの学校生活が充実したものになりますよう、保護者の皆様のご理解、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いします。