天理市環境連絡協議会(緑の保全部会)では、「菜の花プロジェクト」を実施しておられ

ます。その一環として、久保田先生(大和菜の花ネット)、谷川さん(市環境政策課長)

森田さん(校区区長会長)をゲストティーチャーにお招きし、4年生が菜種から搾油体験

に取り組みました。

久保田先生から、まず「田んぼは水を貯める力があります。稲の収穫後に菜の花を植える

ことは、水害にも強く、食を含めて大きく命を守ることに繋がります。」と言うお話があ

りました。

続いて、菜の花や菜種の利用の仕方について、菜の花クイズにチャレンジしながら学習し

ました。菜の花のことを知った後は、搾油の準備です。収穫した菜種には種がらがたくさ

ん残っています。2学期に学習する「ごんぎつね」でも、この菜種がらが出てきます。菜

種は、このままでは搾れません。とおしで粗いがらを取り除き、扇風機で細かいがらを飛

ばして菜種だけにしました。

菜種が揃ったら、いよいよ、搾油機の登場です。

子どもたち一人一人が、搾油機の上から菜種を入れると、油と黒緑色の搾りかすが分かれ

て出てきました。菜種の搾りかすは、家畜の飼料や花の肥料になります。

次に、この搾った油が燃えるかどうか実験をしました。グループごとに、油入れに油を入

れてもらいました。そして、燈芯をもらって、油入れに浸しました。燈芯とは、イグサ

(別名燈芯草/とうしんそう)のことで、その花茎の髄のことです。灯芯がうまく油に浸る

ように、森田区長さんに各班のお手伝いをしていただきました。灯芯に火を着けると、

炎となって燃えました。「めっちゃ良い匂い!」と子どもたちは大喜び。それから、スラ

イドガラスを炎に当て、ガラスについている黒いものを触わると指が黒くなりました。

「すす」の名前と、習字の炭の原料になることを教えていただきました。

最後は、同じように搾油し、工場で精選された菜種油でジャガイモを天ぷらにして試食を

しました。とてもおいしかったです。菜の花の栽培から、本当にたくさんのことを学ぶこ

とができました。

久保田先生、谷川さん、森田さん、ありがとうございました。