4年生 菜の花から種の収穫 搾油体験

 天理市環境連絡協議会 緑の保全部会で「菜の花プロジェクト」を実施しておられます。プランターで種から菜の花を育てて、種を絞って菜種油を採取する取組です。そのことによって、自然の循環や環境を育てる学習に結びつきます。

 4年生の4月の理科の学習で菜の花の花びらやめしべ、おしべの観察をします。

平成28年10月

 4年生の子どもたちは、去年の10月に菜の花の種まきをしました。環境政策課の福井課長さんのご協力の下、土と肥料の入ったプランターを用意していただきました。

 

平成29年4月

 種まきをしたプランターにじょうろで水やりをして大きく育った菜の花は、4月にはきれいな黄色の花が咲きました。その菜の花の花びらの形や数、めしべとおしべの観察をして学習しました。

 

 

 

5月 

 5月になって、種を収穫 して乾燥させました。

 

 

 

6月

 6月26日 久保田先生、環境政策課福井課長、森田区長会長さんに来ていただいて菜の花や菜種の利用の仕方について学習しました。

 

 

 

 

   これは、収穫したものです。種がらがたくさん残っていてこのままでは絞れません。とうしで粗いがらを取り除きました。その後は、唐箕で通すことになりますが、学校には使用できる唐箕がありません。扇風機で細かいがらを飛ばしました。

 いよいよ、搾油機の登場です。

 

 上から菜種を入れると、油と絞りかすに分かれて出てきます。

 油はきれいな黄色をしていました。絞りかすは黒い色をしています。これは、家畜の飼料や花の肥料になります。

 

 

 

 子どもたちは8グループに分かれて学習しています。

 行燈(あんどん)の灯りになるように、油入れに絞った油を入れてあかりをともしました。

 

 

 

 

灯心には「い草」の芯を用意してくださいました。

 

 

スライドガラスについている黒いものを触ると指が黒くなりました。「すす」の名前と、習字のすみの原料になることを教えていただきました。

  

  次は、同じように搾油し、工場で精選された菜種油で野菜の天ぷらをして試食をしました。

 

 

 

 

天ぷらで使った油は、石けんに加工したり、潤滑油やバイオディーゼル燃料になることも学びました。

菜種ガラで蛍取りができることも教えていただきました。

 

   最後に「菜の花をじょうずに使うしくみ」をまとめ、バイオディーゼル燃料を使って排気された二酸化炭素も光合成により、菜の花栽培につながること等本当にたくさん知ることができました。

 

 

これからの予定

  できあがった、「なたね油」を伊佐奈岐神社に奉納します。笠松宮司さんのご配慮と吉岡氏子副会長さんのお世話により、献灯させていただきます。子どもたちの取組が地域に繋がっていくことをうれしく思います。ありがとうございます。

 

 この捨てるところが無い菜の花が山辺の道や柳本校区にたくさんあります。

 自分の住んでいる地域を知り、自然を大切にすること。そして、地域の良さを柳本小学校から発信できると良いですね。