10月 人権放送  目と心で「聴く」

 

みなさんは、「きく」という漢字をかけますか?友だちの話をきく、先生の話をきく、などの「きく」です。1年生は難しいと思いますが、書ける人は指で「きく」の漢字を書いてみてください。

聞く

この漢字を書いてくれた人がほとんどだと思います。ですが、「きく」には、こんな漢字もあります。

聴く

一つ目の「聞く」と、二つ目の「聴く」には共通点があります。なんでしょうか?・・・正解は、どちらも漢字に「耳」が入っていることです。たしかに、人の話をきくときは、耳を使ってききますよね。

では、一つ目の「聞く」にはなくて、二つ目の「聴く」にあるものはなんでしょうか?・・・正解は、二つ目の「聴く」には「目」「心」が入っているということです。

 

みなさんは、友だちの話をきくとき、体のどこを使ってきいていますか?耳だけではなくて、「目」や「心」も使って、友だちの声に耳をかたむけてほしいと思います。「目」で聴くというのは、話している友だちの目をしっかりと見るということです。目を見て話を聴くと、友だちはきっと「私の話をちゃんと聞いてくれてる!」と思うはずです。「心」で聴くというのは、友だちの心を想像しながら聴くということです。「うれしかったんだな」「かなしかったんだな」「つらかったんだな」と友だちの心に共感しながら、話を聴いてみてください。もしかしたら、それだけで救われる友だちがいるかもしれません。

人の話をきく、というのは、実はとても難しいことです。耳で聞くだけでは、友だちの思いを100%わかることはできません。相手の目を見て、相手の心を想像しながら聴くことで、友だちのことがいままで以上にわかるようになると思います。一度、意識してみてください。

 

 吉田 福久