7月の人権放送 「ありがとう」の反対の言葉ってなんだろう?

 

 

 みなさん、おはようございます。きょうは先生が大切にしていることを話したいと思います。

みなさんは、だれかに「ありがとう」と言ったことはありますか。例えば、落とした消しゴムを友だちがひろってくれたときに「ありがとう」、お家の人がおいしいごはんを作ってくれた時に「ありがとう」。いろいろな時に「ありがとう」を言っていると思います。では、みなさんに質問です。

「ありがとう」の反対、逆の言葉はなんでしょうか。少し考えてみてください。

 

 思いつきましたか。一人ひとり違う言葉を思い浮かべてくれたかと思います。先生は「ありがとう」の反対は「当たり前」だと思っています。何かをしてもらっても「当たり前」と思っていると「ありがとう」を言うことはできません。「ありがとう」の言葉は、人の心をつなげる大切な言葉です。「ありがとう」といわれると、なんだかいい気持ちがします。「ありがとう」を言うと、つぎはこっちが何かしてあげたいなという気持ちになります。してもらってしてあげて、してもらってしてあげて、繰り返していくうちにどんどん誰かと自分の心がつながっていきます。

友だちにしてもらっていることはありませんか。家族や地域の人にしてもらっていることはありませんか。いつもの生活の中で、してもらっていること、ありがとうを言えるときを探してみましょう。みんなの心がつながったらうれしいですね。