11月25日(月)から29日(金)までの1週間は、児童会で「『5つの柱』を守る週間」に設定していました。

井戸堂小学校には「5つの柱」という伝統があります。それは、次の5つです。

 ① あいさつをしっかりする

 ② 身なりを整える

 ③ 廊下・階段を正しく歩く

 ④ そうじをしっかりする

 ⑤ 時間・チャイムを守る

しかし現在、この5つがしっかり守られているかというと…?? 先生や周りの人から言われてするのではなく、やはり自分自身で意識を持って取り組むべきことであります。この意識が少なくなってきているのならば、自分たちで高めていこう!ということで、児童会が発案したのが今回の「守る週間」でした。

各委員会では「自分たちにできること」を考え、全校児童に呼びかけたり取組を進めたりしました。その内容を紹介します。

校内にこのようなポスターが掲示されました。企画委員会は、親しみやすい「井戸堂レンジャー」のポスターを作ってこの週間の取組を呼びかけました。各クラスの5つの柱の状況をみて、守れていたら表彰することを計画しました。「レンジャー」がかわいいですね。

…各委員会では、次のようなことを頑張りました。

保健委員会

 トイレ点検のときに、呼びかけ用のゼッケンを着けて見回る

給食委員会

 業間休みに「ろう下・階段を正しく歩こう」ポスターを持ちながら呼びかける

放送委員会

 業間休みに、メガホンを持って「5分前行動」を呼びかける

美化・栽培委員会

 12月全校朝会で、自分たちで作った「そうじの仕方ビデオ」を映写して説明する

図書委員会

 期間中にスタンプラリーを開催し、あいさつの呼びかけの言葉を書いた しおりを渡す

掲示委員会

 そうじをしっかりしてもらえるような3枚のポスターをつくり、みどりの掲示板に掲示する 

体育委員会

 運動遊びで交流する「キズナフェス」を実施し、身なりを整えることを呼びかける

生活委員会

 あいさつの標語づくりと 朝のあいさつの様子を見て がんばっている人を表彰する

 

…校長先生がいつも話していますが、これらのことは特別なことではなく、日常の「あたりまえのこと」ですね。また、他者への思いやりが含まれることでもあります。でも、それを「あたりまえに続ける」ことは意外と難しいことのようです。だからこそ、自分たちで意識をもち、互いに呼びかけ合ったり、教えあったり気づきあったりできるようにすることは大切です。

今回の週間は一旦終了しましたが、この取組が日常の「あたりまえ」になることを期待しています。